開催日 7月27日(土) 14:45-16:15
会 場 福岡国際会議場 メインホール
対 象 NEURO2024に参加される方、高校生・大学生および一般の方
参加費 無料
2015年に始まって以来、大好評の「脳科学の達人」シリーズ。第10回となる本年は、生きた神経回路や人工知能から学習や感情の構築に挑む3名の研究者が登壇し、それぞれの研究のリアルな面白さを語ります!最新の脳科学をお楽しみください。
YouTubeの「脳科学の達人」チャンネルでは過去の講演も公開中ですので、ぜひご覧ください。
ZoomおよびYoutubeでの視聴が可能です。
事前申込は必要ありません。
佐伯 恵太
俳優・サイエンスコミュニケーター
京都大学大学院理学研究科で修士号を取得し、日本学術振興会特別研究員 (DC1)として同大学院博士後期課程に進学。1年間の研究活動の後、俳優に 転身した異色の経歴の持ち主。現在は、科学とエンターテイメントの架け橋になるべく、俳優・サイエンスコミュニケーターとして活動中。
【出演ドラマ】
BS時代劇「大富豪同心」シリーズ/「ABEMAヒルズ」コメンテーター/日本科学振興協会(JAAS)正会員/「エンタメ✕科学」のプロ集団「asym-line (アシムライン)」代表。プロデューサー・監督・出演者として、YouTube科学番組「らぶラボきゅ~(※)」を手がけている。
※「東京応化科学技術振興財団」助成事業
脳に頼らない学習と記憶
竹岡 彩(たけおか あや)
(理化学研究所 脳神経科学研究センター)
2010年カリフォルニア大学ロサンゼルス校博士号取得。スイスのバーゼル大学で博士研究員を経て、ベルギーのフランダースバイオテクノロジー研究所で研究室を主宰し、2024年より理研脳科学研究センターでチームリーダー着任。遺伝子操作、細胞活動操作、電気生理学をはじめとした神経回路解析のアプローチを用いて、運動回路の可塑性の解明を目指している。
神経回路のハサミと接着剤
鈴木 邦道(すずき くにみち)
英国MRC分子生物学研究所/BioNTech UK/慶應義塾大学WPI-Bio2Q
2013年 東京大学薬学系研究科博士課程修了 博士(薬学)、慶應義塾大学医学部にて博士研究員、2019年にMRC-LMBに研究員として留学、2023年よりBioNTech UK(兼任)、2024年より慶應義塾大学 ヒト生物学-微生物叢-量子計算研究センター(WPI-Bio2Q) Jr. PI(兼任)。中枢神経系や多臓器の連関を、分子の構造から、シグナル経路、ネットワーク、個体の行動までを統合的に研究することで、「こころの仕組み」や「健康に関わるヒトの体内機構」への理解を深めることを目指しています。
感情のレシピ ~感情を持つロボットへの挑戦~
日永田 智絵(ひえいだ ちえ)
(奈良先端科学技術大学院大学 数理情報学研究室)
2019年に電気通信大学にて博士(工学)取得。現在、奈良先端科学技術大学院大学先端科学技術研究科情報科学領域、助教。研究分野は感情発達ロボティクス。感情を持つパートナーのようなロボットの開発を目指すとともに、感情のメカニズムを明らかにしたいと考えている。書籍『AIは人を好きになる?』(太郎次郎社エディタス)を監修。NHK Eテレ『思考ガチャ』に出演。
Dr. DJ ATSUKO
主催 一般社団法人 日本神経科学学会
問合せ先 NEURO2024運営事務局
neuro2024@aeplan.co.jp
このイベントは、科学研究費助成事業(科学研究費補助金)のうち、研究成果公開促進費「研究成果公開発表(B)(課題番号24HP0017)の交付を受けて運営されています。